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カスタマーレビュー
おすすめ度:
「一体どんな作家が書いたんだ!?」と思ったらGackt氏だった。
(2008-08-05)
文庫本が手元に届いた最初の一言は
「(意外にも)分厚い…!?」だった。
しかし、内容は十分読み応えのある、濃密な物語が展開されている。
私もそうだが、映画を観てから読んだ人は、映画と小説の物語が頭の中でどんどんリンクされていくのが分かるだろう。
Gackt氏の言葉を借りるなら、「パズルのピースをひとつひとつ集めながら、自分たちでそのパズルを完成させていく」感覚に近い。
勝手ながら、私は小説を読むまで
「(ミュージシャンである)Gackt氏だから、本職の作家の人程ではないだろう」
「(映画を観た人は)ちょっと涙するかな?という程度だろう」などと鷹を括っていた。
土下座をして謝りたい。
読み始めると、国家的・人種的な背景、日本の経済破綻の様子などシリアスで現実的な世界があった。
「本当にこうなってしまったら…」そう思わずにはいられない。
文章からはGackt氏の知性と、溢れる文才を感じる。
もし、作者の名前を知らずにこの本を読んだら「一体どんな作家が書いたんだ?」と自然に思うだろう。
調べてみたら「え!!あのGackt!?」というぐあいに。
ルポライター・リンの視点から孫やチャンなどさまざまな人の想いが書かれ、リンの葛藤には読むほうも辛くなってしまった。
私は最後の方では胸が切なさで溢れ、映画のシーンとリンクして涙がしばし止まらなかった。
また、映画では出番の少なかったショウの仲間たちにもスポットが当てられている。
無論、映画を見ていない人・これから見る人が読んでもまったく問題は無い。
ただし、この小説を読んだ後に「MOON CHILD」を観たい気持ちが必然的に生まれてくるだろう。
もし、映画だけを観てスッキリしなかった人がいたら、是非とも小説を読むことをお薦めする。
この小説はただ単に映画の補充ではなく、何か私達に考えさせるものがある。
暗黒の時代に生きた彼らをわすれない…。
(2007-02-10)
映画「MOON CHILD」では語られなかった、もう一つのストーリー。
――ルポライター、リンの視点で物語は進行する。リンは偶然知り合った孫という男と交流を深める。彼は義心会というマフィアの幹部で、敵対するイミグラントのリーダー、ショウとはかつて仲間だった。
どうして友同士で殺し合わなくてはいけないのか?こんなにも暗く、悲しい時代でさえなければ、彼らは仲間でいられたに違いない。
美しく、儚く、暗く、悲哀に満ちた物語。
新たな感動
(2006-04-18)
この本を読んで、映画で描ききれなかったMOONの世界が発見できました。
映画だと、どぉしても話を所々カットしなきゃいけないので、内容が飛んじゃって、よく理解できなかったりしちゃうと思います。
この本は映画のアナザーストーリーなので、映画の違う視点から物語が進んで行きますが、ショウや孫のコトを客観的に見ることでまた、新たな感動を感じることが出来るし、映画でわからなかった部分も明らかになります。
この話、複雑ですが…素晴らしい内容です。
読み込んでいく程、思います。
Gacktさん、凄いです。
空白の9年間を通して
(2005-12-26)
映画では描かれていなかった、トシが死んでしまってからショウと孫が再会するまでの空白の9年間。その空白の9年間、孫・ショウの心の中での葛藤、2人が周りのものからどれだけ信頼されているのか、そして本当は何を望んでいたのかーー
フリーライター・リンはふとした事から孫と出会い、その一方でショウや、ショウを信頼している者達とも仲良くなっていく。どちらもリンにとってはかげないの無いもの。2人がどうにか仲良くやっていけるように努力していくが運命とは残酷で……
映画ではショウとケイ・そして5人の友情・生き様がテーマのようになっていましたが、この話では映画で描かれていなかった9年間を中心に、心の葛藤やどこかに置き忘れてしまった大切な思い、そして決意…
映画だけでもこの小説だけでも1つの物語になっているけど、この2つを両方見て、本当の意味で1つの物語になるのだと思う。
そして小説・映画・小説……繰り返して行けば行くほど何か新しい発見があると思う。そして私たちが、私たちの子孫がこんな悲しい物語を紡がなくても良いように今、私たちがしなくてはならない事も自然と見えてくるはず…
おすすめ度:
「一体どんな作家が書いたんだ!?」と思ったらGackt氏だった。
文庫本が手元に届いた最初の一言は
「(意外にも)分厚い…!?」だった。
しかし、内容は十分読み応えのある、濃密な物語が展開されている。
私もそうだが、映画を観てから読んだ人は、映画と小説の物語が頭の中でどんどんリンクされていくのが分かるだろう。
Gackt氏の言葉を借りるなら、「パズルのピースをひとつひとつ集めながら、自分たちでそのパズルを完成させていく」感覚に近い。
勝手ながら、私は小説を読むまで
「(ミュージシャンである)Gackt氏だから、本職の作家の人程ではないだろう」
「(映画を観た人は)ちょっと涙するかな?という程度だろう」などと鷹を括っていた。
土下座をして謝りたい。
読み始めると、国家的・人種的な背景、日本の経済破綻の様子などシリアスで現実的な世界があった。
「本当にこうなってしまったら…」そう思わずにはいられない。
文章からはGackt氏の知性と、溢れる文才を感じる。
もし、作者の名前を知らずにこの本を読んだら「一体どんな作家が書いたんだ?」と自然に思うだろう。
調べてみたら「え!!あのGackt!?」というぐあいに。
ルポライター・リンの視点から孫やチャンなどさまざまな人の想いが書かれ、リンの葛藤には読むほうも辛くなってしまった。
私は最後の方では胸が切なさで溢れ、映画のシーンとリンクして涙がしばし止まらなかった。
また、映画では出番の少なかったショウの仲間たちにもスポットが当てられている。
無論、映画を見ていない人・これから見る人が読んでもまったく問題は無い。
ただし、この小説を読んだ後に「MOON CHILD」を観たい気持ちが必然的に生まれてくるだろう。
もし、映画だけを観てスッキリしなかった人がいたら、是非とも小説を読むことをお薦めする。
この小説はただ単に映画の補充ではなく、何か私達に考えさせるものがある。
暗黒の時代に生きた彼らをわすれない…。
映画「MOON CHILD」では語られなかった、もう一つのストーリー。
――ルポライター、リンの視点で物語は進行する。リンは偶然知り合った孫という男と交流を深める。彼は義心会というマフィアの幹部で、敵対するイミグラントのリーダー、ショウとはかつて仲間だった。
どうして友同士で殺し合わなくてはいけないのか?こんなにも暗く、悲しい時代でさえなければ、彼らは仲間でいられたに違いない。
美しく、儚く、暗く、悲哀に満ちた物語。
新たな感動
この本を読んで、映画で描ききれなかったMOONの世界が発見できました。
映画だと、どぉしても話を所々カットしなきゃいけないので、内容が飛んじゃって、よく理解できなかったりしちゃうと思います。
この本は映画のアナザーストーリーなので、映画の違う視点から物語が進んで行きますが、ショウや孫のコトを客観的に見ることでまた、新たな感動を感じることが出来るし、映画でわからなかった部分も明らかになります。
この話、複雑ですが…素晴らしい内容です。
読み込んでいく程、思います。
Gacktさん、凄いです。
空白の9年間を通して
映画では描かれていなかった、トシが死んでしまってからショウと孫が再会するまでの空白の9年間。その空白の9年間、孫・ショウの心の中での葛藤、2人が周りのものからどれだけ信頼されているのか、そして本当は何を望んでいたのかーー
フリーライター・リンはふとした事から孫と出会い、その一方でショウや、ショウを信頼している者達とも仲良くなっていく。どちらもリンにとってはかげないの無いもの。2人がどうにか仲良くやっていけるように努力していくが運命とは残酷で……
映画ではショウとケイ・そして5人の友情・生き様がテーマのようになっていましたが、この話では映画で描かれていなかった9年間を中心に、心の葛藤やどこかに置き忘れてしまった大切な思い、そして決意…
映画だけでもこの小説だけでも1つの物語になっているけど、この2つを両方見て、本当の意味で1つの物語になるのだと思う。
そして小説・映画・小説……繰り返して行けば行くほど何か新しい発見があると思う。そして私たちが、私たちの子孫がこんな悲しい物語を紡がなくても良いように今、私たちがしなくてはならない事も自然と見えてくるはず…

