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カスタマーレビュー
おすすめ度:
少し偏りがありますが、抗癌剤についての導入として良い。
(2007-06-17)
平岩先生独自の持論が展開されていますが、その偏りに踊らされること無く、抗癌剤の説明書として読むのなら、導入として非常に良かったです。この本を読むまでは、専門外の抗癌剤については、ほとんど知識が無かったのですが、少しアレルギーがなくなったかな。但し、平岩先生の持論は持論として、さっぴいいて読む必要はあります。
あくまでひとつの見方です
(2007-02-17)
癌に携わる医師で、がん治療の問題点を真摯に考えていない医師なんているでしょうか。
熱っぽい口調で現行の癌医療を否定し、「こうすれば必ずよくなる」「私の言うとおりにしなさい」と患者さんに言えたら、どんなにか楽でしょうか。
患者さんやその家族の、すがるような視線を受けながら、エヴィデンスと患者さんの解釈モデルをすりあわせ、一日先、一週間先、1ヶ月先をシミュレーションして時期にあった治療を選んでいく。
そのためには、誠実さと冷静さが何より大事です。
そして、「できる限りの最高の」がん治療、あるいは余生を選択したいと願うのならば、患者さん自身や家族の側にもまた冷静さが必要だと思います。
全ての治療には効果が出る場合、出ない場合がありますし、どんな治療にも副作用は付き物です。
ただそれだけのことですら、冷静に認識されている患者さんがどれほどいらっしゃるでしょうか。
「奇跡」「希望」といった言葉は美しいです。
けれど、それらにしがみつくことで苦悩のスパイラルから抜け出せなくなっている方の肩にそっと手を置くことも、医師の役割ではないかと思うこともあります。
この先生のおっしゃることはひとつの見方に過ぎません。
もしこの本を読まれるならば、どうか、努めて冷静に読んでください。
どうか、扇情的で断定的な口調で「必ず治します」と言わないからと言って、あなたの主治医の先生を否定されることがありませんように。
目から鱗かも・・・・
(2005-04-08)
抗ガン剤治療の限界または効果のなさについては半ば定説のように言われていました。実際私の近親者についても「これ以上治療法がない」と言われている状態ですし、わたしもそう思っていました。しかしながらこの本で書かれていることは前書きにあるとおり「二冊買って、一冊はご自身で持ち、もう一冊は主治医に進呈」すべきもののようです。抗ガン剤が効かないのはそれを扱う医者に責任があり、製薬会社作成のマニュアル通りにしか行動できない医師の多いことに原因があるようです。この本を読んでまだあきらめてはいけないことを感じました。近藤誠医師の本とは対極にあるかもしれません。
おすすめ度:
少し偏りがありますが、抗癌剤についての導入として良い。
平岩先生独自の持論が展開されていますが、その偏りに踊らされること無く、抗癌剤の説明書として読むのなら、導入として非常に良かったです。この本を読むまでは、専門外の抗癌剤については、ほとんど知識が無かったのですが、少しアレルギーがなくなったかな。但し、平岩先生の持論は持論として、さっぴいいて読む必要はあります。
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癌に携わる医師で、がん治療の問題点を真摯に考えていない医師なんているでしょうか。
熱っぽい口調で現行の癌医療を否定し、「こうすれば必ずよくなる」「私の言うとおりにしなさい」と患者さんに言えたら、どんなにか楽でしょうか。
患者さんやその家族の、すがるような視線を受けながら、エヴィデンスと患者さんの解釈モデルをすりあわせ、一日先、一週間先、1ヶ月先をシミュレーションして時期にあった治療を選んでいく。
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そして、「できる限りの最高の」がん治療、あるいは余生を選択したいと願うのならば、患者さん自身や家族の側にもまた冷静さが必要だと思います。
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ただそれだけのことですら、冷静に認識されている患者さんがどれほどいらっしゃるでしょうか。
「奇跡」「希望」といった言葉は美しいです。
けれど、それらにしがみつくことで苦悩のスパイラルから抜け出せなくなっている方の肩にそっと手を置くことも、医師の役割ではないかと思うこともあります。
この先生のおっしゃることはひとつの見方に過ぎません。
もしこの本を読まれるならば、どうか、努めて冷静に読んでください。
どうか、扇情的で断定的な口調で「必ず治します」と言わないからと言って、あなたの主治医の先生を否定されることがありませんように。
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抗ガン剤治療の限界または効果のなさについては半ば定説のように言われていました。実際私の近親者についても「これ以上治療法がない」と言われている状態ですし、わたしもそう思っていました。しかしながらこの本で書かれていることは前書きにあるとおり「二冊買って、一冊はご自身で持ち、もう一冊は主治医に進呈」すべきもののようです。抗ガン剤が効かないのはそれを扱う医者に責任があり、製薬会社作成のマニュアル通りにしか行動できない医師の多いことに原因があるようです。この本を読んでまだあきらめてはいけないことを感じました。近藤誠医師の本とは対極にあるかもしれません。
本文中で平岩さんは保険診療制度の検査回数制限を批判しています。これは検査漬けおよびそれによる診療点数稼ぎを戒めた制度であると思われます。実際必要もない検査を行う医師のなんと多いことか! しかし一様に制限をかけるのもおかしなものです。必要なところには必要な検査に対して柔軟に対応してほしいものです。健康保険は万年大赤字なのできちんとした監視が必要なのは言うまでもありません。お役所の仕事を改革することも含め難しい問題です。
この本はお薦めです。まだあきらめないで「良い医者」を探すことにより道は開けることを示唆してくれます。

