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カスタマーレビュー
おすすめ度:
暇な人にはおすすめ
(2008-07-10)
下品なアメリカンジョークみたいな記述は正直結構笑えた。
ただ、言うべきところはそれだけで、内容としては、給料は高かったけど下っ端の仕事ばっかりで忙しく奴隷のように働かせられたというはなし。
なぜそんなに巨額の報酬を払えるほどの収益を得ることができるのかとかそういう考察はない。
本を読んで、何か新しい知識やものの見方を学ぼうと考える人は、時間の無駄なので読まないほうがいいです。
かなり下品な本ですが、
(2008-04-08)
投資銀行がどのようなことをしているのか良くわかる内容でした。就職前の方々にはぜひオススメさせていただきます。
面白かったのですが、下品すぎるので星3つとさせていただきました。
投資業界残酷物語
(2008-02-24)
副題は「なぜ外資系金融機関は高給取りなのか」だが、はっきり言ってこれは内容に合っていない。文庫化前のタイトル『ウォールストリート投資銀行残酷日記』の方が正確に内容を表しているように思う。
学問の府ではなく企業のための人的資源供給所と化した大学院から、投資銀行へと入社した著者たち。高給と引き替えに与えられたのは、やり甲斐とも華やかさとも無縁の、単調で屈辱的な仕事だった。取引先に媚びへつらい、上司の罵声に追い立てられ、睡眠さえろくに取れない中、リスクの高いクズ株を優良株に見せかけては無知な顧客に売りつける---昨今叫ばれる「貯蓄より投資」の、これが実態なのだろう。
私自身が以前身を置いた職場(金融機関でも高給でもないが)での経験と共通する内容も多い。時間に余裕を持って仕上げても、後から果てしなく文面をいじり回され、期限ぎりぎりまで完成させてもらえない書類。内容ではなく見てくれだけが大事な「プレゼンテーション」。膨大な手間をかけて作った挙げ句、結局は読まれもしない資料の山。こういう無意味で不毛な仕事を減らせば、企業の生産性は確実に向上するはずだし、過労死や心の病の問題も改善すると思うのだが…。
気が滅入るのは、こうした「仕事」に著者たちが次第に心を蝕まれていく部分だろう。周囲との人間関係が希薄になり、羞恥心や創造力が摩滅する中、ただ命令通りに動き、食欲・性欲といった動物的な要求だけを手っ取り早く満たそうとするようになる。要するに「サル」になっていくのだ。
最終的に著者たちは会社を辞め、サルから人間に戻る道を選んだ。だが、近年の市場経済原理主義の中、働き手が人間の尊厳を与えられず、利潤を上げるための単なる道具としか見なされない風潮は「外資系」や「高給」の職場に限らず確実に広がっているのではないか。「働く」とは何か。本書が問うものは見かけより重い。
十分サルだった彼ら
(2007-12-06)
この本はひたすら読み物として楽しむにかぎると私は思う
読み物として笑いながら読む分にはかなりよくできた話だと思うし、面白い
そうではなく就職活動中の学生が本書を投資銀行の実態を知る足がかりにしようという考えなら本書はあまりお薦めできる代物ではない
というのはこの手の話は著者たちの主観に支配されており、とくに本書のように投資銀行業務を面白おかしく書くことの注力しているものは客観的な視点だとか冷静に振り返るだとか反省するとかいった類のごく当たり前のことがなされていないからである
私は別に本書をこき下ろすつもりはまったくない!
現に読み物としては面白いと評価している
ただこういう作品だけに現実とフィクションを混同して、これが投資銀行だなどとは思って欲しくないのである
本当に投資銀行の業務を知りたいなら、岩崎日出俊氏の「投資銀行」や少しシニカルだがマイケル・ルイスの「ライアーズ・ポーカー」をお薦めする
サルになれなかったなんてとんでもない
まぎれもなく彼らはサルだった
投資銀行に勤めている人、勤めようとしている人に
(2007-09-05)
2001年の単行本の出版の時に読んだのだけど、あれから6年経って文庫本で再読。米系投資銀行の投資銀行部、しかも米国本国のウジャウジャと下っ端がいるところについての内容なので日本の外資系投資銀行とはかなり違っているものの、それでも拝金主義や使い回しのプレゼン資料といった投資銀行ならではのことについて正直に書かれている書籍。今、投資銀行に勤めている人にとっても、これから勤めようとしている人にとってもお勧めできる本。
もちろん、結局は著者は投資銀行の面白さを知る前に辞めているわけであって、書かれている内容は日系証券会社で「投信10億はめて来い!」と放り出された新人が書いたのと変わりない「恨み節」の域を出るものではない。しかし、錚々たるガイシケイ投資銀行が本当は何をしているのかを知るには最適だと思われる。
おすすめ度:
暇な人にはおすすめ
下品なアメリカンジョークみたいな記述は正直結構笑えた。
ただ、言うべきところはそれだけで、内容としては、給料は高かったけど下っ端の仕事ばっかりで忙しく奴隷のように働かせられたというはなし。
なぜそんなに巨額の報酬を払えるほどの収益を得ることができるのかとかそういう考察はない。
本を読んで、何か新しい知識やものの見方を学ぼうと考える人は、時間の無駄なので読まないほうがいいです。
かなり下品な本ですが、
投資銀行がどのようなことをしているのか良くわかる内容でした。就職前の方々にはぜひオススメさせていただきます。
面白かったのですが、下品すぎるので星3つとさせていただきました。
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副題は「なぜ外資系金融機関は高給取りなのか」だが、はっきり言ってこれは内容に合っていない。文庫化前のタイトル『ウォールストリート投資銀行残酷日記』の方が正確に内容を表しているように思う。
学問の府ではなく企業のための人的資源供給所と化した大学院から、投資銀行へと入社した著者たち。高給と引き替えに与えられたのは、やり甲斐とも華やかさとも無縁の、単調で屈辱的な仕事だった。取引先に媚びへつらい、上司の罵声に追い立てられ、睡眠さえろくに取れない中、リスクの高いクズ株を優良株に見せかけては無知な顧客に売りつける---昨今叫ばれる「貯蓄より投資」の、これが実態なのだろう。
私自身が以前身を置いた職場(金融機関でも高給でもないが)での経験と共通する内容も多い。時間に余裕を持って仕上げても、後から果てしなく文面をいじり回され、期限ぎりぎりまで完成させてもらえない書類。内容ではなく見てくれだけが大事な「プレゼンテーション」。膨大な手間をかけて作った挙げ句、結局は読まれもしない資料の山。こういう無意味で不毛な仕事を減らせば、企業の生産性は確実に向上するはずだし、過労死や心の病の問題も改善すると思うのだが…。
気が滅入るのは、こうした「仕事」に著者たちが次第に心を蝕まれていく部分だろう。周囲との人間関係が希薄になり、羞恥心や創造力が摩滅する中、ただ命令通りに動き、食欲・性欲といった動物的な要求だけを手っ取り早く満たそうとするようになる。要するに「サル」になっていくのだ。
最終的に著者たちは会社を辞め、サルから人間に戻る道を選んだ。だが、近年の市場経済原理主義の中、働き手が人間の尊厳を与えられず、利潤を上げるための単なる道具としか見なされない風潮は「外資系」や「高給」の職場に限らず確実に広がっているのではないか。「働く」とは何か。本書が問うものは見かけより重い。
十分サルだった彼ら
この本はひたすら読み物として楽しむにかぎると私は思う
読み物として笑いながら読む分にはかなりよくできた話だと思うし、面白い
そうではなく就職活動中の学生が本書を投資銀行の実態を知る足がかりにしようという考えなら本書はあまりお薦めできる代物ではない
というのはこの手の話は著者たちの主観に支配されており、とくに本書のように投資銀行業務を面白おかしく書くことの注力しているものは客観的な視点だとか冷静に振り返るだとか反省するとかいった類のごく当たり前のことがなされていないからである
私は別に本書をこき下ろすつもりはまったくない!
現に読み物としては面白いと評価している
ただこういう作品だけに現実とフィクションを混同して、これが投資銀行だなどとは思って欲しくないのである
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サルになれなかったなんてとんでもない
まぎれもなく彼らはサルだった
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2001年の単行本の出版の時に読んだのだけど、あれから6年経って文庫本で再読。米系投資銀行の投資銀行部、しかも米国本国のウジャウジャと下っ端がいるところについての内容なので日本の外資系投資銀行とはかなり違っているものの、それでも拝金主義や使い回しのプレゼン資料といった投資銀行ならではのことについて正直に書かれている書籍。今、投資銀行に勤めている人にとっても、これから勤めようとしている人にとってもお勧めできる本。
もちろん、結局は著者は投資銀行の面白さを知る前に辞めているわけであって、書かれている内容は日系証券会社で「投信10億はめて来い!」と放り出された新人が書いたのと変わりない「恨み節」の域を出るものではない。しかし、錚々たるガイシケイ投資銀行が本当は何をしているのかを知るには最適だと思われる。

