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カスタマーレビュー
おすすめ度:
読み物としては微妙
(2008-05-03)
商才のあり成功した人が不治の病にかかり、通常ではあり得ないアドレナリンが出て書き上げたって感じです。
書いてあることはかなり大雑把な印象ですが、余命3ヶ月と宣告されてから書き上げたことを考慮すればこんなもんかと思えます。
単純に読み物とした角度から捉えて評価すると、大した事ない作品です。
儚くない…
(2007-07-12)
R25で紹介されているのを見て,無性に読みたくなった.
いまの時間を無駄にしている私とは,まるでポジションが逆の人間.そう,生き急いでいる人の生き様を知りたかった.
もちろん,本紙は藤田氏が存命のトキに執筆され,出版されたものであるが,10月にお亡くなりになったことを知らなければ,手を伸ばすことはなかっただろう.
私は死を最も尊ぶから.
久々に集中して本を読んだような気がする.約200ページを2時間弱.小説とは違うので一概には比べられないけれども,昔より読むスピードがいささか衰えたような気がする.
『夜明け前が一番暗かったのです。』
訴えかけてくる科白でした.自分の抱える本当に些細な闇などと違って,真の絶望の淵で見えてくる感覚かもしれない.そうなのかもしれない.
でもね,それ以上でもそれ以下でもなかった.悲観的なことを記したくなかったのか,前だけ見ていける強い人だったのかはわからない.
それでも,苦悩がほとんど語られていないのに物足らなさを感じてしまう.
ねぇ,死ぬんだよ?
死んでいるのか生きているのかわからないような生活を送っている人間が死の宣告を受けるんぢゃあない.
いろんなモノを手にしていて,やり残したことが数え切れないくらいあると言える人間が目の前に死を突きつけられる.
何故これほど冷静で平穏でいられるのでしょうか?
私には理解できない状態であるため,いまいちしっくりこなかった.
自分を焦らすこともできていない.
無性に『カラマーゾフの兄弟』が読みたくなった.
ご冥福を.
生命の尊さを子どもたちに伝えていきたい
(2007-02-28)
IT企業の社長が、35歳にして 余命3ヶ月を医者から言い渡されるノンフィクション。
昨年度末にTVの特集でも取上げられ多くの方が藤田さんの生き方に共感されたと思います。
黒澤明監督の『生きる』にも通じるのですが、癌を宣告され、余命いくばくかになり、最後どのように生きるのか。藤田さんは、最後まで、病気を治そうと懸命に生きつつ、ブログなどを通じて皆にメッセ−ジを送りつづけました。
藤田さんが亡くなられた昨年度末は、いじめによる 自殺などが相次ぎました。藤田さんの命を大切にしよう。また生きることへの執念。教育機関に属するものとして子どもたちに伝えていきたいと強く思った。
私の人生で最高の良書と出会えた!
(2006-09-27)
著者のことを何となく知っており半分、興味本位で読んだがいい意味で期待を裏切られた。
とにかく言葉のパワーをこんなにも感じた本は無い。
自分がこんなにも前向きになれたのも、人生に自信が持てるようになったのも、著者が死と向き合って得た言葉のパワーのお陰だ。
人生の総仕上げという事業計画を書くくだりは圧巻。
静かに淡々とたたみかけてくるところは最高にドラマチック。
とにかく必読の一冊である。
今、できること
(2006-08-09)
本書は、ガン患者である著者の人生とそこでの経験が綴られている。
「死」という問題に対して、思想的な主張がなされているものではない。し
かし、著者の生の経験(私たちもいつかは経験するもの・しかし、今は実
感が湧きにくい経験)が確かに表現されている。
本書は、「死」を哲学的に語るのではなく、余命宣告を受け、「死」が迫って
いる著者のvocationの一つとして、自己のなすべきことの実行である。著
者が何をしたいのかは、本書をお読み頂ければ分かると思います――それ
は、私たちに共通の問題であり、私たちの行動を喚起するものです。
「死」とは、私たちにのすべてに訪れ、最大の平等である問題です。私たち
には必ず、一回だけ訪れるものです(著者には二回訪れたようですが)。
それを無視するのも自由ですが、明確に意識し、考えることで、生きてい
る自分がしなくてはならないことが見えてくると思います。ですから、一
度は「死」を考えてみてはどうでしょうか?
「死」を考える際に、本書のように、個人の体験が語られている書を読むこ
とで、「死」を現実的に意識できると思います。類似する書は多くあります
が、本書はその一つとしてお勧めできるものです。
因みに・・・
「死」という問題に対しては、プラトンの「パイドン」やV・E・フランクル
「夜と霧」に深い洞察を求めることができます。
おすすめ度:
読み物としては微妙
商才のあり成功した人が不治の病にかかり、通常ではあり得ないアドレナリンが出て書き上げたって感じです。
書いてあることはかなり大雑把な印象ですが、余命3ヶ月と宣告されてから書き上げたことを考慮すればこんなもんかと思えます。
単純に読み物とした角度から捉えて評価すると、大した事ない作品です。
儚くない…
R25で紹介されているのを見て,無性に読みたくなった.
いまの時間を無駄にしている私とは,まるでポジションが逆の人間.そう,生き急いでいる人の生き様を知りたかった.
もちろん,本紙は藤田氏が存命のトキに執筆され,出版されたものであるが,10月にお亡くなりになったことを知らなければ,手を伸ばすことはなかっただろう.
私は死を最も尊ぶから.
久々に集中して本を読んだような気がする.約200ページを2時間弱.小説とは違うので一概には比べられないけれども,昔より読むスピードがいささか衰えたような気がする.
『夜明け前が一番暗かったのです。』
訴えかけてくる科白でした.自分の抱える本当に些細な闇などと違って,真の絶望の淵で見えてくる感覚かもしれない.そうなのかもしれない.
でもね,それ以上でもそれ以下でもなかった.悲観的なことを記したくなかったのか,前だけ見ていける強い人だったのかはわからない.
それでも,苦悩がほとんど語られていないのに物足らなさを感じてしまう.
ねぇ,死ぬんだよ?
死んでいるのか生きているのかわからないような生活を送っている人間が死の宣告を受けるんぢゃあない.
いろんなモノを手にしていて,やり残したことが数え切れないくらいあると言える人間が目の前に死を突きつけられる.
何故これほど冷静で平穏でいられるのでしょうか?
私には理解できない状態であるため,いまいちしっくりこなかった.
自分を焦らすこともできていない.
無性に『カラマーゾフの兄弟』が読みたくなった.
ご冥福を.
生命の尊さを子どもたちに伝えていきたい
IT企業の社長が、35歳にして 余命3ヶ月を医者から言い渡されるノンフィクション。
昨年度末にTVの特集でも取上げられ多くの方が藤田さんの生き方に共感されたと思います。
黒澤明監督の『生きる』にも通じるのですが、癌を宣告され、余命いくばくかになり、最後どのように生きるのか。藤田さんは、最後まで、病気を治そうと懸命に生きつつ、ブログなどを通じて皆にメッセ−ジを送りつづけました。
藤田さんが亡くなられた昨年度末は、いじめによる 自殺などが相次ぎました。藤田さんの命を大切にしよう。また生きることへの執念。教育機関に属するものとして子どもたちに伝えていきたいと強く思った。
私の人生で最高の良書と出会えた!
著者のことを何となく知っており半分、興味本位で読んだがいい意味で期待を裏切られた。
とにかく言葉のパワーをこんなにも感じた本は無い。
自分がこんなにも前向きになれたのも、人生に自信が持てるようになったのも、著者が死と向き合って得た言葉のパワーのお陰だ。
人生の総仕上げという事業計画を書くくだりは圧巻。
静かに淡々とたたみかけてくるところは最高にドラマチック。
とにかく必読の一冊である。
今、できること
本書は、ガン患者である著者の人生とそこでの経験が綴られている。
「死」という問題に対して、思想的な主張がなされているものではない。し
かし、著者の生の経験(私たちもいつかは経験するもの・しかし、今は実
感が湧きにくい経験)が確かに表現されている。
本書は、「死」を哲学的に語るのではなく、余命宣告を受け、「死」が迫って
いる著者のvocationの一つとして、自己のなすべきことの実行である。著
者が何をしたいのかは、本書をお読み頂ければ分かると思います――それ
は、私たちに共通の問題であり、私たちの行動を喚起するものです。
「死」とは、私たちにのすべてに訪れ、最大の平等である問題です。私たち
には必ず、一回だけ訪れるものです(著者には二回訪れたようですが)。
それを無視するのも自由ですが、明確に意識し、考えることで、生きてい
る自分がしなくてはならないことが見えてくると思います。ですから、一
度は「死」を考えてみてはどうでしょうか?
「死」を考える際に、本書のように、個人の体験が語られている書を読むこ
とで、「死」を現実的に意識できると思います。類似する書は多くあります
が、本書はその一つとしてお勧めできるものです。
因みに・・・
「死」という問題に対しては、プラトンの「パイドン」やV・E・フランクル
「夜と霧」に深い洞察を求めることができます。

