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カスタマーレビュー
おすすめ度:
癌患者を家族にもつ者として
(2007-01-10)
家族が乳ガンを手術し、再発・転移後、抗ガン剤を使わず、代替医療で何とかならないかと色々試してみましたが結果病気の進行を抑えることは難しく、医者から再三抗ガン剤を進められた時に手にした本です。データに基づいて説明がなされており、始める時期とやめる時期の判断も読んで納得がいくものでした。ただ、厳しい現実がストレートに書かれているため患者本人に読ませることはできませんでした。抗ガン剤の使用(特に乳ガン)を迷っている家族の方は一度読んでみることをお勧めします。データ上比較された抗ガン剤の種類は素人では理解しづらいことや本書出版後にも新たな抗ガン剤が承認されていることから、効果や副作用の情報も併せて乳腺専門医から十分説明受けた上で治療を開始するべきだとは思いました。
キチンと書かれてありますね
(2006-08-19)
日本人は案外「観念的」な人(キチンと調べもしないで「そんなはずはない!」と決め付ける人)が案外多い。彼は「癌は患部を摘出すれば良いというものではなく、手術すると代えって命を縮める場合がある。それに手術はしてもしなくても結果に大した差は無いらしい。むしろ、したことによる後遺症や副作用により日常生活において大変な苦労や苦痛を伴い、結果「(癌で亡くなるというより)治療によって(様々な合併症などを引き起こして)(日常生活において大変な不便を強いられながら)早く亡くなるケース」がとても多い(これが近藤氏の言う「錯覚」。「癌で亡くなった」と言うより実は「治療によって(早く、または苦しみながら)亡くなった」と言えるようなケースがとても多い)。だから不要な手術や治療が有るという事を知り、これらを選別して、不要な治療や手術は避けたほうが良い。出来うる限り日常生活に支障がない程度の治療の留めておくべきだと思う。」と言う著者の意見には賛成です。つまり「本当の治療とは?今の治療は治療になっていないケースが随分とある。」と述べている。医者が示すデータは「病院で治療を受けた人たちのデータ」であって、受けなかった人のデータではない。だから「医療を受けた人たちはこういう結果だったが、受けなかった人たちはその後、どうなった?」という視点が無い。「癌が治った。」と言う人たちの殆どは現代医療から見放されたか、若しくは現代医療に見切りをつけた人が殆ど。最後の最後までいわゆる現代医療を信じた人達の中で本当にそれで助かったのは全体の一割程度らしい。いわゆる現代の一般化しているガン治療で助かるのは全体の一割程度で、残りの九割の人々は「治療と称する後遺症と副作用と闘って(本人達は「ガンと闘ってる」と錯覚している)」で亡くなっているらしい。これでは「助けるつもりで命を奪ってる」と言われても仕方がない。それは癌に対する認識そのものが間違ってるからで、すると当然、対処法まで間違う羽目になる。先ずは「癌とは何者か?」から入らなくてはならず、それで「癌とは一体何者で、何処から来て、何をしているのか?」をキチンと見なくてはいけない。それをせずして癌を「悪の化身」みたいに思い、片っ端から攻撃し、抹殺してしまって良いものかどうか。「癌とは一体何者か?」ひょっとすると正義の味方なのかもしれない。事実、ある研究ではガン細胞が汚れた血液を浄化しているという報告も有る。「癌とは敵か味方か?」から入らないと、そこから始めないと良い対処法は見付からないと思う。少なくとも今までのやり方では全く対処のしようが無いでしょう。げんに現代の日本の医療では、やってもやってもちっとも患者は減らず、減るどころか逆に増えて、とうとう日本人の死亡原因の三冠王?にまでなってしまった。しかもガン治療の権威といわれていた人達が次々と癌で亡くなるというプラック・ユーモア的な様相を呈している。このガン治療の権威達は今日本で考えられる最高の治療を受けたはずなのに・・・である。それはどう考えたって「根本的なもの(癌そのものに対する認識。対処法)が間違っているからではないか?」ということに行き着く。この事を近藤さんは鋭く指摘している。
やはり近藤さんの本だ
(2005-04-15)
表題は「抗がん剤のやめ方始め方」なので、各種の抗がん剤に対する各論的「適用マニュアル」であるかのような印象を与えます。私の場合はTS-1という経口抗がん剤で治療を続けている近親者がいるので、正しい応用法を調べたくこの本を読みました。しかしこの本は個別のマニュアルではなく、抗がん剤のほとんどを否定する内容でした。TS-1についても記述がありましたが、臨床試験で転移がんが進行しているのに原発がんが完全反応したと報告し、論文が片手落ちでインチキであるとするものでした。私としては近親者のがんの場合に「縮小効果」が見られたために、TS-1は効くものであると感じていましたが続けていくうちに効果が無くなってきたのも事実です。
何も変わってなかった...
(2004-09-05)
この本は近藤医師が、現在標準的に行われている抗がん剤治療に
関して、様々なデータを用いて様々な角度から有効性を検証してます。
ここ最近抗がん剤に関しては、世界標準薬の承認、EBMの推進、
腫瘍内科医の増員等といった前向きな情報が多く、
近藤医師が問題提起した10年程前にくらべて、相当な進歩があった
おすすめ度:
癌患者を家族にもつ者として
家族が乳ガンを手術し、再発・転移後、抗ガン剤を使わず、代替医療で何とかならないかと色々試してみましたが結果病気の進行を抑えることは難しく、医者から再三抗ガン剤を進められた時に手にした本です。データに基づいて説明がなされており、始める時期とやめる時期の判断も読んで納得がいくものでした。ただ、厳しい現実がストレートに書かれているため患者本人に読ませることはできませんでした。抗ガン剤の使用(特に乳ガン)を迷っている家族の方は一度読んでみることをお勧めします。データ上比較された抗ガン剤の種類は素人では理解しづらいことや本書出版後にも新たな抗ガン剤が承認されていることから、効果や副作用の情報も併せて乳腺専門医から十分説明受けた上で治療を開始するべきだとは思いました。
キチンと書かれてありますね
日本人は案外「観念的」な人(キチンと調べもしないで「そんなはずはない!」と決め付ける人)が案外多い。彼は「癌は患部を摘出すれば良いというものではなく、手術すると代えって命を縮める場合がある。それに手術はしてもしなくても結果に大した差は無いらしい。むしろ、したことによる後遺症や副作用により日常生活において大変な苦労や苦痛を伴い、結果「(癌で亡くなるというより)治療によって(様々な合併症などを引き起こして)(日常生活において大変な不便を強いられながら)早く亡くなるケース」がとても多い(これが近藤氏の言う「錯覚」。「癌で亡くなった」と言うより実は「治療によって(早く、または苦しみながら)亡くなった」と言えるようなケースがとても多い)。だから不要な手術や治療が有るという事を知り、これらを選別して、不要な治療や手術は避けたほうが良い。出来うる限り日常生活に支障がない程度の治療の留めておくべきだと思う。」と言う著者の意見には賛成です。つまり「本当の治療とは?今の治療は治療になっていないケースが随分とある。」と述べている。医者が示すデータは「病院で治療を受けた人たちのデータ」であって、受けなかった人のデータではない。だから「医療を受けた人たちはこういう結果だったが、受けなかった人たちはその後、どうなった?」という視点が無い。「癌が治った。」と言う人たちの殆どは現代医療から見放されたか、若しくは現代医療に見切りをつけた人が殆ど。最後の最後までいわゆる現代医療を信じた人達の中で本当にそれで助かったのは全体の一割程度らしい。いわゆる現代の一般化しているガン治療で助かるのは全体の一割程度で、残りの九割の人々は「治療と称する後遺症と副作用と闘って(本人達は「ガンと闘ってる」と錯覚している)」で亡くなっているらしい。これでは「助けるつもりで命を奪ってる」と言われても仕方がない。それは癌に対する認識そのものが間違ってるからで、すると当然、対処法まで間違う羽目になる。先ずは「癌とは何者か?」から入らなくてはならず、それで「癌とは一体何者で、何処から来て、何をしているのか?」をキチンと見なくてはいけない。それをせずして癌を「悪の化身」みたいに思い、片っ端から攻撃し、抹殺してしまって良いものかどうか。「癌とは一体何者か?」ひょっとすると正義の味方なのかもしれない。事実、ある研究ではガン細胞が汚れた血液を浄化しているという報告も有る。「癌とは敵か味方か?」から入らないと、そこから始めないと良い対処法は見付からないと思う。少なくとも今までのやり方では全く対処のしようが無いでしょう。げんに現代の日本の医療では、やってもやってもちっとも患者は減らず、減るどころか逆に増えて、とうとう日本人の死亡原因の三冠王?にまでなってしまった。しかもガン治療の権威といわれていた人達が次々と癌で亡くなるというプラック・ユーモア的な様相を呈している。このガン治療の権威達は今日本で考えられる最高の治療を受けたはずなのに・・・である。それはどう考えたって「根本的なもの(癌そのものに対する認識。対処法)が間違っているからではないか?」ということに行き着く。この事を近藤さんは鋭く指摘している。
やはり近藤さんの本だ
表題は「抗がん剤のやめ方始め方」なので、各種の抗がん剤に対する各論的「適用マニュアル」であるかのような印象を与えます。私の場合はTS-1という経口抗がん剤で治療を続けている近親者がいるので、正しい応用法を調べたくこの本を読みました。しかしこの本は個別のマニュアルではなく、抗がん剤のほとんどを否定する内容でした。TS-1についても記述がありましたが、臨床試験で転移がんが進行しているのに原発がんが完全反応したと報告し、論文が片手落ちでインチキであるとするものでした。私としては近親者のがんの場合に「縮小効果」が見られたために、TS-1は効くものであると感じていましたが続けていくうちに効果が無くなってきたのも事実です。
今後とも抗がん剤治療を続けていっても良いものかどうかということが判断できずに苦しんでいます。この本を読んで得た知識は平岩正樹医師の本と全く逆のことばかりですが、平岩さんの患者さんの生存率が良く分からないところもあるので、近藤さんの説も間違いとは判断できません。一ついえることは抗がん剤を使わないで「ほったらかし治療」を続けていてもそれほど恐れないでも良いということでしょうか。この主張は「患者よがんと闘うな」以来一貫しているのは立派です。とは言っても、そういったやり方は家族のものにとって辛い選択になります。なぜなら、「あのときありとあらゆる手を尽くさなかったのか」という侮恨を残すおそれがあるからです。この本の評価については読み手の立場によって異なります。患者家族としてはがっかりしましたが、知識として読んでみても損はないと感じました。
何も変わってなかった...
この本は近藤医師が、現在標準的に行われている抗がん剤治療に
関して、様々なデータを用いて様々な角度から有効性を検証してます。
ここ最近抗がん剤に関しては、世界標準薬の承認、EBMの推進、
腫瘍内科医の増員等といった前向きな情報が多く、
近藤医師が問題提起した10年程前にくらべて、相当な進歩があった
のでは?との期待もあったのですが。データをもとに検証すると、
全くといっていいほど進歩が見られなかったという結論になります。
進歩を期待していた者として悲しいのは、近藤医師の分析・解説が
恐ろしく説得力があることです...。
膨大なお金と時間と優秀な才能を費やしても全く進歩が無い現実。
この本をベースに更なる議論が深まってくれる事を期待する一方、
もはや治療や検診よりも予防に比重を置くべきなんじゃないのか?
と読後に強く感じました。
内容は若干難しい内容も扱っていますが、非常に読みやすく、
これから抗がん剤治療を受ける人には強く推薦します。
ただ既に抗がん剤治療を受けてしまった人には、ショックが大きいと
思うので、あまり薦める気にはなれません。

