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カスタマーレビュー
おすすめ度:
楽しみながら脳科学を垣間見られる
(2008-08-26)
脳を研究する学者のエッセイというのが正しいところだろうか。
脳の研究とあわせて著者の日常の気づきや興味が記されている。
たとえ入門でも脳科学は専門用語が出てくると素人では挫折しがちだが、
ほとんど専門的なことを理解せずとも楽しく脳科学を垣間見ることができる。
話題も身近なところからスタートしつつ、きちんと脳についての解説がなされて
いるので、一気に読み進めることができる。
楽しみながら脳について勉強できる良書である。
示唆に富みまくりで面白い
(2008-08-19)
最近の研究成果(大したことないものや他分野の常識も含む)を交えて語られた脳の仕組みと学習論に関する非常に面白いエッセイ集である.脳関係の本は色んな発想へとつながるものが多いが,本書は通常の脳本よりも遥かに示唆に富むものである.だからムチャクチャ面白い.一方で,脳関係の本には強引な解釈が目立つものが多く信じやすい人にとってはある意味危険なことが多いのだが,本書は危険ではない.エッセイという性質上,「著者の思いついたこと」レベルの曖昧で乱暴でヌルい記述も含まれるけど,全体からすると微々たるものだし,ちゃんと読めば論理の飛躍や確率計算や統計処理の不備に気づける程度のものである.ちゃんと読むのが苦手な人は「これはエッセイである」と認識した上で読めば問題なかろう.
他にも,脳波,即時的なものや印象的なものへのバイアス,アルコールによる理性部分の麻痺,変化に対する盲目,作業興奮の効果,認識できる世界は脳内にある,似たものを同時に扱うと混乱するなど.
妄想(主観や解釈)を評価したい
(2008-07-26)
池谷さんの脳の本は本書の他に海馬―脳は疲れない (新潮文庫)
進化しすぎた脳 (ブル-バックス)を読みましたが、やっぱり
面白いですね〜。
この本の大きな特徴のひとつは、科学的・客観的な知見をベースにしながらも、
著者自身が「妄想」と言っている主観や解釈を多く取り入れている点。
著者個人の主観や解釈なので、そこには願望・偏見・先入観なんかも事実上
入り込んでくるでしょう。
他のレビューには、これについてネガティブな意見もありますが、私はむしろ
その妄想(主観や解釈)を評価します。
主観や解釈にはその人の考え方や場合によっては人間性みたいなところが
透けて見えて、池谷さんの人柄が感じられます。
また、著者の主観に対し「いや、それはどうかなー」とか「俺ならこう思うぞ」
などと、解釈の違いを楽しむのもいい。
どの部分が著者の主観や解釈なのかは読んでいればわかります。
どこからどこまでが事実で、どこからが解釈なのかわからないのは困りますが、
それがはっきりしているのなら、著者と読者の思考の応酬が可能となり、より
クリエイティブな読書となる気がします。
そもそも、そうした「解釈」こそが、コンピュータにはできない人間の脳の
素晴らしいクリエイティブな部分だと思いますし。
他の脳関係の本も含め、以下のAからDの順番に読むのがおすすめです。
A.進化しすぎた脳 (ブル-バックス)
→非常にわかりやすい解説で、脳の機能や仕組みを押さえる
B.脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
→問題のある脳を健全な状態にする方法(マイナスからゼロに)を学ぶ
C.ひらめき脳 (新潮新書)
→脳をよりクリエイティブな状態にする方法(ゼロからプラスに)を学ぶ
D.脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!?
→科学的・客観的な知見をベースにした著者の妄想(主観や解釈)を楽しむ
ビジネスを通じて自分自身や他者と向き合う際に有用なヒントが多く含まれている。
(2008-07-04)
身近な生活シーンから脳の働きをとらえようとしたもので、様々な生活上の心理・行動の背景にある脳の作用を描いている。元々ビジネスパーソン向けの連載エッセイだったためか、ビジネスを通じて自分自身や他者と向き合う際に有用なヒントが多く含まれていると感じる。一方で、一般向けの科学エッセイは分かり易さを求めるあまりに、実験的に解明された事実と生活シーンとの間を短絡的・飛躍しすぎな論調で結びつけることもあるので、この本も適当に気軽に読むと良いだろう。
学習したことをしっかり記憶する方法
(2008-03-05)
睡眠に対する誤解
私は従来、睡眠の役割は、疲労を回復するもの、体内細胞の成長や再生を促進するものと考えていました。生きる為に睡眠は必要なものと分かっていましたが、記憶に関してはネガティブに考えていました。つまり睡眠を取ると勉強したことや覚えたことをある程度忘れてしまうと考えていました。しかし実際は逆で、睡眠は記憶の定着を促進する役目があったのです。
また、研究者が夢の中で発明のヒントを得たとか、作家が夢の中で創作のアイデアを得たというような話を何かで読んだり聞いたりしたことがあります。これも池谷さんの本を読んだ後なら納得がいきます。夢は記憶の断片を繋ぎ合わせて新しいストーリーを作るので、普段の生活では考え付かないような奇抜な組み合わせやアイデアを生み出す可能性があるということです。
本書を読んで、睡眠は学習したことを効率的に記憶したり、独創的なアイデアを発想するために役立つものであり、睡眠をもっと積極的・肯定的に考えて取ろうと思うようになりました。
学習効果を高めるポイント
1.睡眠を取る前に自分の興味がある研究分野や学習対象の本を読んだり、CDを聞いたりして情報をインプットすると、夢に影響を与え易い。
2.睡眠中に夢を見ることによって記憶の断片が再構成され、必要な情報が記憶として定着化する。
3.夢の副次的な作用として、記憶断片の再構成の際に、通常では有り得ないようなパターンの組み合わせが生じることで、独創的な発想やアイデアが得られる可能性がある。
脳の研究の話は難しくてとっつきにくいイメージがありましたが、本書は読みやすくて日常生活に応用出来そうな話が載っています。
おすすめ度:
楽しみながら脳科学を垣間見られる
脳を研究する学者のエッセイというのが正しいところだろうか。
脳の研究とあわせて著者の日常の気づきや興味が記されている。
たとえ入門でも脳科学は専門用語が出てくると素人では挫折しがちだが、
ほとんど専門的なことを理解せずとも楽しく脳科学を垣間見ることができる。
話題も身近なところからスタートしつつ、きちんと脳についての解説がなされて
いるので、一気に読み進めることができる。
楽しみながら脳について勉強できる良書である。
示唆に富みまくりで面白い
最近の研究成果(大したことないものや他分野の常識も含む)を交えて語られた脳の仕組みと学習論に関する非常に面白いエッセイ集である.脳関係の本は色んな発想へとつながるものが多いが,本書は通常の脳本よりも遥かに示唆に富むものである.だからムチャクチャ面白い.一方で,脳関係の本には強引な解釈が目立つものが多く信じやすい人にとってはある意味危険なことが多いのだが,本書は危険ではない.エッセイという性質上,「著者の思いついたこと」レベルの曖昧で乱暴でヌルい記述も含まれるけど,全体からすると微々たるものだし,ちゃんと読めば論理の飛躍や確率計算や統計処理の不備に気づける程度のものである.ちゃんと読むのが苦手な人は「これはエッセイである」と認識した上で読めば問題なかろう.
他にも,脳波,即時的なものや印象的なものへのバイアス,アルコールによる理性部分の麻痺,変化に対する盲目,作業興奮の効果,認識できる世界は脳内にある,似たものを同時に扱うと混乱するなど.
妄想(主観や解釈)を評価したい
池谷さんの脳の本は本書の他に海馬―脳は疲れない (新潮文庫)
進化しすぎた脳 (ブル-バックス)を読みましたが、やっぱり
面白いですね〜。
この本の大きな特徴のひとつは、科学的・客観的な知見をベースにしながらも、
著者自身が「妄想」と言っている主観や解釈を多く取り入れている点。
著者個人の主観や解釈なので、そこには願望・偏見・先入観なんかも事実上
入り込んでくるでしょう。
他のレビューには、これについてネガティブな意見もありますが、私はむしろ
その妄想(主観や解釈)を評価します。
主観や解釈にはその人の考え方や場合によっては人間性みたいなところが
透けて見えて、池谷さんの人柄が感じられます。
また、著者の主観に対し「いや、それはどうかなー」とか「俺ならこう思うぞ」
などと、解釈の違いを楽しむのもいい。
どの部分が著者の主観や解釈なのかは読んでいればわかります。
どこからどこまでが事実で、どこからが解釈なのかわからないのは困りますが、
それがはっきりしているのなら、著者と読者の思考の応酬が可能となり、より
クリエイティブな読書となる気がします。
そもそも、そうした「解釈」こそが、コンピュータにはできない人間の脳の
素晴らしいクリエイティブな部分だと思いますし。
他の脳関係の本も含め、以下のAからDの順番に読むのがおすすめです。
A.進化しすぎた脳 (ブル-バックス)
→非常にわかりやすい解説で、脳の機能や仕組みを押さえる
B.脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書)
→問題のある脳を健全な状態にする方法(マイナスからゼロに)を学ぶ
C.ひらめき脳 (新潮新書)
→脳をよりクリエイティブな状態にする方法(ゼロからプラスに)を学ぶ
D.脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!?
→科学的・客観的な知見をベースにした著者の妄想(主観や解釈)を楽しむ
ビジネスを通じて自分自身や他者と向き合う際に有用なヒントが多く含まれている。
身近な生活シーンから脳の働きをとらえようとしたもので、様々な生活上の心理・行動の背景にある脳の作用を描いている。元々ビジネスパーソン向けの連載エッセイだったためか、ビジネスを通じて自分自身や他者と向き合う際に有用なヒントが多く含まれていると感じる。一方で、一般向けの科学エッセイは分かり易さを求めるあまりに、実験的に解明された事実と生活シーンとの間を短絡的・飛躍しすぎな論調で結びつけることもあるので、この本も適当に気軽に読むと良いだろう。
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睡眠に対する誤解
私は従来、睡眠の役割は、疲労を回復するもの、体内細胞の成長や再生を促進するものと考えていました。生きる為に睡眠は必要なものと分かっていましたが、記憶に関してはネガティブに考えていました。つまり睡眠を取ると勉強したことや覚えたことをある程度忘れてしまうと考えていました。しかし実際は逆で、睡眠は記憶の定着を促進する役目があったのです。
また、研究者が夢の中で発明のヒントを得たとか、作家が夢の中で創作のアイデアを得たというような話を何かで読んだり聞いたりしたことがあります。これも池谷さんの本を読んだ後なら納得がいきます。夢は記憶の断片を繋ぎ合わせて新しいストーリーを作るので、普段の生活では考え付かないような奇抜な組み合わせやアイデアを生み出す可能性があるということです。
本書を読んで、睡眠は学習したことを効率的に記憶したり、独創的なアイデアを発想するために役立つものであり、睡眠をもっと積極的・肯定的に考えて取ろうと思うようになりました。
学習効果を高めるポイント
1.睡眠を取る前に自分の興味がある研究分野や学習対象の本を読んだり、CDを聞いたりして情報をインプットすると、夢に影響を与え易い。
2.睡眠中に夢を見ることによって記憶の断片が再構成され、必要な情報が記憶として定着化する。
3.夢の副次的な作用として、記憶断片の再構成の際に、通常では有り得ないようなパターンの組み合わせが生じることで、独創的な発想やアイデアが得られる可能性がある。
脳の研究の話は難しくてとっつきにくいイメージがありましたが、本書は読みやすくて日常生活に応用出来そうな話が載っています。

