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口コミ情報 おすすめ度:
感染症治療の合理性,非合理性を理解できた
(2009-02-14)
たまたま講演を聴く機会があったのを契機に,岩田健太郎先生の著書の中から唯一ポケットマネーで買った本である.青木先生の本より読み物としての面白さ,テーマに対する真剣さ,時に過激さが散りばめられ退屈しない内容である.微生物検査の観点からすると,薬剤耐性菌には興味はあっても,抗菌薬の使い方の話は門外漢であったが,患者を診療しない立場でもそれなりに参考になった.しかし,腸球菌感染などでペニシリン系薬剤を上手に実際の患者さんを対象に使うのは現場では難しそうである.それでも偽膜性大腸炎で倒れていく患者さんの多さに脅威を抱く現状から,お医者さんには合理的な抗菌薬治療を実践して欲しいと切に願い,この著書の通読を薦めたい.
本の内容とは別に著者のこれまでと,これからの生き方にも興味がそそられる.ほんの十数年前に地方の国立大学を卒業した若者が,アメリカでの感染症修行や国内外での臨床経験を通じてこれほど多くの著作を世に問うた例は稀有である.感染症という,日本ではこれまで周縁的な扱いであった領域であればこそ,著者のような特異な個性と才能が縦横に発揮される土壌が残されていたのであろう.抗がん剤や糖尿病などをテーマに選んでいたら,これほどの活躍ができたかどうか?情報発信力に優れた著者に対する毀誉褒貶や批判はこれまで以上に厳しくはなるであろうが,潰されないようにと著者にエールを送りたい.
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感染症治療の合理性,非合理性を理解できた
たまたま講演を聴く機会があったのを契機に,岩田健太郎先生の著書の中から唯一ポケットマネーで買った本である.青木先生の本より読み物としての面白さ,テーマに対する真剣さ,時に過激さが散りばめられ退屈しない内容である.微生物検査の観点からすると,薬剤耐性菌には興味はあっても,抗菌薬の使い方の話は門外漢であったが,患者を診療しない立場でもそれなりに参考になった.しかし,腸球菌感染などでペニシリン系薬剤を上手に実際の患者さんを対象に使うのは現場では難しそうである.それでも偽膜性大腸炎で倒れていく患者さんの多さに脅威を抱く現状から,お医者さんには合理的な抗菌薬治療を実践して欲しいと切に願い,この著書の通読を薦めたい.
本の内容とは別に著者のこれまでと,これからの生き方にも興味がそそられる.ほんの十数年前に地方の国立大学を卒業した若者が,アメリカでの感染症修行や国内外での臨床経験を通じてこれほど多くの著作を世に問うた例は稀有である.感染症という,日本ではこれまで周縁的な扱いであった領域であればこそ,著者のような特異な個性と才能が縦横に発揮される土壌が残されていたのであろう.抗がん剤や糖尿病などをテーマに選んでいたら,これほどの活躍ができたかどうか?情報発信力に優れた著者に対する毀誉褒貶や批判はこれまで以上に厳しくはなるであろうが,潰されないようにと著者にエールを送りたい.
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口コミ情報(レビュー) おすすめ度:
感染症治療の合理性,非合理性を理解できた
(2009-02-14)
たまたま講演を聴く機会があったのを契機に,岩田健太郎先生の著書の中から唯一ポケットマネーで買った本である.青木先生の本より読み物としての面白さ,テーマに対する真剣さ,時に過激さが散りばめられ退屈しない内容である.微生物検査の観点からすると,薬剤耐性菌には興味はあっても,抗菌薬の使い方の話は門外漢であったが,患者を診療しない立場でもそれなりに参考になった.しかし,腸球菌感染などでペニシリン系薬剤を上手に実際の患者さんを対象に使うのは現場では難しそうである.それでも偽膜性大腸炎で倒れていく患者さんの多さに脅威を抱く現状から,お医者さんには合理的な抗菌薬治療を実践して欲しいと切に願い,この著書の通読を薦めたい.
本の内容とは別に著者のこれまでと,これからの生き方にも興味がそそられる.ほんの十数年前に地方の国立大学を卒業した若者が,アメリカでの感染症修行や国内外での臨床経験を通じてこれほど多くの著作を世に問うた例は稀有である.感染症という,日本ではこれまで周縁的な扱いであった領域であればこそ,著者のような特異な個性と才能が縦横に発揮される土壌が残されていたのであろう.抗がん剤や糖尿病などをテーマに選んでいたら,これほどの活躍ができたかどうか?情報発信力に優れた著者に対する毀誉褒貶や批判はこれまで以上に厳しくはなるであろうが,潰されないようにと著者にエールを送りたい.
宗教である。
(2008-04-11)
この著者、一連の著作があるのだが文章がペダンチックであり読みづらい。
内容については、沖縄中部系?の能書きがたくさんあり、
コンサルト中の会話には用いられるのだが、
感染症以外の部分、NST的なもの(経鼻胃管)などについては知識がないようである。
いずれにしても、研修病院が大学病院や有名病院以外に拡大した今、
日本古来?の見解も記載されている、
日本化学療法学会誌など傍用したら良いと思われる。
それこそ、シナジーを期待して。。
正しい抗生剤の使い方を学ぶことができる
(2007-08-05)
日本の保険医である以上、保険で請求できない量の抗生剤を使うことは間違っていると私は考えていますが、それでもやはり正しい医療行為とはどんなものかがこの本の中には書いてあります。
著者の感染症に対する考え方がまとめられています。
初期研修医にお勧めです。
抗菌薬についての役に立つ知識が得られます
(2007-01-03)
おもろしく気軽に読める本だが、なかなか有益な知識も与えてくれる。少しまとまりが悪い感じがするが。筆者の次のような指摘は特に有益である。
1 ユナシンS(ampicillin)のようなペニシリン系は半減期が短いため4〜6時間おきに投与すべきである。
2 クラビット(levofloxacin)のようなキノロン系は濃度依存性で効果を示すために1日1回投与すべきである。ただしシプロキサン(ciprofloxacin)のような比較的古い薬は1日2回投与である。
3 セフェム系はよく世代で分類されるが、これは誤解のもとになる。モダシン(ceftazidime)とロセフィン(ceftriaxone)はともに第三世代である。モダシンはグラム陰性桿菌、緑膿菌に効果があるが、黄色ブドウ球菌や肺炎球菌のようなグラム陽性球菌には効かない。ロセフィンはグラム陰性桿菌には効果があるが、緑膿菌には効かない。肺炎球菌にはよく効き、市中肺炎の第一選択になっている。モダシンをロセフィンと同じように思い、市中肺炎に使うことはできない。
4 偽膜性大腸炎の治療はフラジール(metronidazole)かバンコマイシン(vancomycin)の経口投与である。経口投与できない時、フラジールは腸管にも行きわたるから点滴投与できるが、バンコマイシンは点滴では腸管に入らないため点滴投与できない。ところが日本にはフラジールの点滴薬がない。
5 カルバペネム系(チエナムなど)は非常に広い細菌に効果があるが、決して強い抗菌薬でない。
やや厚いが
(2007-01-03)
やや厚くて、取っ付きづらいですが、内容はとてもよいと思います。
この本を読むと、ペニシリン、とくに、非合成型・天然ペニシリンを見直すし、理解が深まると思います。
皆さん、ペニシリンG一単位の「量」なんか知らない方が多いのでは。
私もその一人です。
私はペニシリンGを点滴で使ったことさえありませんでした。
ペニシリンVの国内発売の声があがってくるかもしれませんね。
リファンピシン、メトロニダゾールの保険改訂の意見も出てくるととてもいいとおもいます。
感染症治療の合理性,非合理性を理解できた
たまたま講演を聴く機会があったのを契機に,岩田健太郎先生の著書の中から唯一ポケットマネーで買った本である.青木先生の本より読み物としての面白さ,テーマに対する真剣さ,時に過激さが散りばめられ退屈しない内容である.微生物検査の観点からすると,薬剤耐性菌には興味はあっても,抗菌薬の使い方の話は門外漢であったが,患者を診療しない立場でもそれなりに参考になった.しかし,腸球菌感染などでペニシリン系薬剤を上手に実際の患者さんを対象に使うのは現場では難しそうである.それでも偽膜性大腸炎で倒れていく患者さんの多さに脅威を抱く現状から,お医者さんには合理的な抗菌薬治療を実践して欲しいと切に願い,この著書の通読を薦めたい.
本の内容とは別に著者のこれまでと,これからの生き方にも興味がそそられる.ほんの十数年前に地方の国立大学を卒業した若者が,アメリカでの感染症修行や国内外での臨床経験を通じてこれほど多くの著作を世に問うた例は稀有である.感染症という,日本ではこれまで周縁的な扱いであった領域であればこそ,著者のような特異な個性と才能が縦横に発揮される土壌が残されていたのであろう.抗がん剤や糖尿病などをテーマに選んでいたら,これほどの活躍ができたかどうか?情報発信力に優れた著者に対する毀誉褒貶や批判はこれまで以上に厳しくはなるであろうが,潰されないようにと著者にエールを送りたい.
宗教である。
この著者、一連の著作があるのだが文章がペダンチックであり読みづらい。
内容については、沖縄中部系?の能書きがたくさんあり、
コンサルト中の会話には用いられるのだが、
感染症以外の部分、NST的なもの(経鼻胃管)などについては知識がないようである。
いずれにしても、研修病院が大学病院や有名病院以外に拡大した今、
日本古来?の見解も記載されている、
日本化学療法学会誌など傍用したら良いと思われる。
それこそ、シナジーを期待して。。
正しい抗生剤の使い方を学ぶことができる
日本の保険医である以上、保険で請求できない量の抗生剤を使うことは間違っていると私は考えていますが、それでもやはり正しい医療行為とはどんなものかがこの本の中には書いてあります。
著者の感染症に対する考え方がまとめられています。
初期研修医にお勧めです。
抗菌薬についての役に立つ知識が得られます
おもろしく気軽に読める本だが、なかなか有益な知識も与えてくれる。少しまとまりが悪い感じがするが。筆者の次のような指摘は特に有益である。
1 ユナシンS(ampicillin)のようなペニシリン系は半減期が短いため4〜6時間おきに投与すべきである。
2 クラビット(levofloxacin)のようなキノロン系は濃度依存性で効果を示すために1日1回投与すべきである。ただしシプロキサン(ciprofloxacin)のような比較的古い薬は1日2回投与である。
3 セフェム系はよく世代で分類されるが、これは誤解のもとになる。モダシン(ceftazidime)とロセフィン(ceftriaxone)はともに第三世代である。モダシンはグラム陰性桿菌、緑膿菌に効果があるが、黄色ブドウ球菌や肺炎球菌のようなグラム陽性球菌には効かない。ロセフィンはグラム陰性桿菌には効果があるが、緑膿菌には効かない。肺炎球菌にはよく効き、市中肺炎の第一選択になっている。モダシンをロセフィンと同じように思い、市中肺炎に使うことはできない。
4 偽膜性大腸炎の治療はフラジール(metronidazole)かバンコマイシン(vancomycin)の経口投与である。経口投与できない時、フラジールは腸管にも行きわたるから点滴投与できるが、バンコマイシンは点滴では腸管に入らないため点滴投与できない。ところが日本にはフラジールの点滴薬がない。
5 カルバペネム系(チエナムなど)は非常に広い細菌に効果があるが、決して強い抗菌薬でない。
やや厚いが
やや厚くて、取っ付きづらいですが、内容はとてもよいと思います。
この本を読むと、ペニシリン、とくに、非合成型・天然ペニシリンを見直すし、理解が深まると思います。
皆さん、ペニシリンG一単位の「量」なんか知らない方が多いのでは。
私もその一人です。
私はペニシリンGを点滴で使ったことさえありませんでした。
ペニシリンVの国内発売の声があがってくるかもしれませんね。
リファンピシン、メトロニダゾールの保険改訂の意見も出てくるととてもいいとおもいます。
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