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カスタマーレビュー
おすすめ度:
今年読んだ本のベスト1になるだろう
(2006-01-15)
今年読んだ本のベスト1になるだろう。まだ一月なのに。500Pの大作だけど、インフルエンザに対するイメージが変わるよ。あと、医者と公共団体への信用が読んでると乱高下する。いいほうに評価すれば、「危機にこそ、本性がためされる。ああいう人になりたい」と思えるよ。小川一水が社会危機を理想の世界で回避するお話を組み立てるのに対して、現実の世界だとこうなるんだというのを思い知らせてもらえます。小川一水に出てくる半分くらいの理想の行動が現実に行われ、そして半分は理想どおりにいかなくて、たいへんなことになります。悪い人が半分くらいいい人に転ぶんだけど、転んだ時期がもう遅かったとかいろいろあったりします。初動体制の確保と社会の安定がどれだけ重要かというのが思い知らされます。
あとがきで最初の80P(ジョンホプキンス大学創立式典のパート)を掲載できなかったと書いてあり、そこの部分が読みたいので、ひさびさに英語の本を読もうとか思ってます。
それくらい入れ込んでるから、ぜひ読んでね!
身の毛もよだつ恐怖
(2005-11-07)
新型トリインフルエンザの恐怖が取りざたされているなか、そしてSARS流行の記憶も新しい今、まさに読むべき一冊。ウィルス自体の病原性による恐怖ももちろんだが、それが発生してからpandemicとなるまでの過程で社会がいかにパニックに陥っていくかが克明に描かれています。病原体がウィルスであることも当時は明らかでなかったことや、行政の迅速な対応がいかに大切かということも描かれています。
医療従事者にもお勧めの一冊です。
S・キングのスタンドと一緒に読むと怖さ100倍
(2005-06-21)
スペイン風邪という名称になぜなっていったのか、第一次世界大戦当時の歴史をまったく別の角度から読んでいくような感覚。ここ100年の歴史って知れば知るほど興味深い。
恐ろしい病気
(2005-04-02)
本書に描かれるスペイン風邪は実に恐ろしい病気だ。感染力が極めて高く、症状は急速に現れる。患者はチアノーゼで肌の色は黒くなり、鼻や耳からさえ出血しする。患者を検死した医学の権威は「これは何か新種の感染症か伝染病に違いない」と言った。だが「ただのインフルエンザだった。」
本書では流行の発生と蔓延の経緯、背景となる第一次大戦下のアメリカの社会情勢、病原体の究明と治療法の開発に挑む医学者の挑戦と挫折が余すところ無く書かれた510ページに上る大作で読み応えがあることは間違いない。
だからといって小難しい専門書では決してなくむしろ伝染病を扱ったパニック小説のように読める。そして読後には身近な病気であるインフルエンザに関する認識が一変するに違いない。
おすすめ度:
今年読んだ本のベスト1になるだろう
今年読んだ本のベスト1になるだろう。まだ一月なのに。500Pの大作だけど、インフルエンザに対するイメージが変わるよ。あと、医者と公共団体への信用が読んでると乱高下する。いいほうに評価すれば、「危機にこそ、本性がためされる。ああいう人になりたい」と思えるよ。小川一水が社会危機を理想の世界で回避するお話を組み立てるのに対して、現実の世界だとこうなるんだというのを思い知らせてもらえます。小川一水に出てくる半分くらいの理想の行動が現実に行われ、そして半分は理想どおりにいかなくて、たいへんなことになります。悪い人が半分くらいいい人に転ぶんだけど、転んだ時期がもう遅かったとかいろいろあったりします。初動体制の確保と社会の安定がどれだけ重要かというのが思い知らされます。
あとがきで最初の80P(ジョンホプキンス大学創立式典のパート)を掲載できなかったと書いてあり、そこの部分が読みたいので、ひさびさに英語の本を読もうとか思ってます。
それくらい入れ込んでるから、ぜひ読んでね!
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だからといって小難しい専門書では決してなくむしろ伝染病を扱ったパニック小説のように読める。そして読後には身近な病気であるインフルエンザに関する認識が一変するに違いない。

