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おすすめ度:
分かりやすく、説得力あり
おもに小中学生にむけて書かれた本であり、前著『自分の脳は自分で育てる』
の続刊である。前著で書かれた内容と軌を一にした論理展開であり、
人間という種に特別に大きく与えられた前頭前野を鍛える重要性が
訴えられている。
内容はとても分かりやすく書かれており、親子での会話、読み、書き、計算
が脳を育て、脳を育てることによって自分の夢に近づくことができることが、
脳のfMRIや光トポグラフィーの画像をつけて示しているので、説得力も高い。
小中学生はもちろん、その保護者、大人でも読んで得ることは多い。
前著と併せて読めばさらに理解が深まると思う。
コミュニケーションが1番大切。
文章は小中学生向きに書かれていて良かったと思います。
さすがに専門用語は難しかったけれど。
単純な計算や音読が前頭前野を鍛えるということが科学的に証明
されているということもすごいと思いますが、本のなかでは様々な
実験に対しての脳の働き具合が画像として写しだされていることもすごかった。
専門用語が多いので画像があったほうが断然わかりやすい。
そして豊かなコミュニケーションは前頭前野を鍛えることでアップする
ということ。昔からいわれている「よみ、かき、そろばん」というのは
前頭前野を鍛える上で基本なんだということを改めて感じた。
子どもから大人まで多くの世代で読んでもらいたい本だと思う。
易しい文章、深い内容。
実はこの前、学校の講演会で川島さんとお会いする機会があったのですが、その前日に予備知識としてこの本を読みました。
最初は小学生でも読めるような文章に戸惑いを感じ、「本当にためになる本なのだろうか・・・」と不安になりましたが、読み進めていくうちに興味深い研究内容や結果に魅了され、あっけなく読み終えてしまいました。
学力低下や機械的な脳の子供が増えていると騒がれている世の中ですが、正直私たち子供にとって見れば「そんなの大人になんか分かるものか。勝手に騒いでいろ」と思ってしまう部分もあったわけです。しかしこの本を読んでみると、コンピューターゲームでは前頭前野がまったく発達しないことが実験で証明されており、現代の子供たちがゲームに触れる機会が多くなって学力が低下し始めたのも納得がいき、素直に改善せねばと思いました。
さて、私がこの本に惹かれた理由は分かりやすさと興味深さはもちろんですが、最後できちんと「そのためにこれからどうすれば良いのか」と言うことを掲示してくれいる事です。
実験や結果、そしてそれからのこと、そこまで一通して考えてくれている親切な本だなぁと感心しました。
川島先生の講習も本と同じくらい興味深く、話し慣れている感じでとても聞きやすかったです(^^)
ぜひ、一度は読んでみる事をお勧めします。
脳を持つ全ての人間に
川島先生の講演を聞き、この本を買いました。
物忘れが増えて私と、ゲームする時間が増えた息子、それからそろそろ痴呆の入り口といえるお年頃に立った母のためにこの本を読みました。
前頭前野を鍛えることで、脳が活性化され、脳の訓練になるということですが、たくさんの写真や実験で実証され、とても説得力のある本です。
子供にも読ませたのですが、読みやすかったので理解できたらしく、ゲームの時間も減り、毎日の自学自習を習慣としています。
脳を鍛えるのに高額なお金を使うことなく、毎日の習慣とすることで脳が鍛えられ、子供たちの夢を叶える・・・魔法のようですが、科学的根拠に基づいた方法です。
勉強の意味
この本と同じく川島氏が書いた自分の脳を自分で育てるは、いろいろな活動をしているときにfMRIなどの機器を使ってとれた脳の活動の様子の図とその解説が主になっている。脳は筋肉のようにある部分を使っていると、その部分が活性化し、逆もまた成り立つということがわかっている。つまり、脳の活動の様子がわかるということは、その部分をどのようにして成長させたらよいのかがわかるということである。これが、教育にもたらす意味は大きい。
いろいろな人々があてずっぽうでいってきて教育を混乱させてきたこと(例えば、受験は知識と理解だけで前頭葉を使わないby生田哲氏などのように受験勉強=前頭葉を使わない論など)を確かめ、また、百鬼夜行の能力開発系を検証する意味をももつ。
もっとも人間の!脳の中で、高次のはたらきをつかさどる前頭前野を使うのはどのようなことをしているときなのか?何のために勉強するのか?ゲームや指まわしや楽器の演奏が前頭前野に与える影響は?そういったことの答えがこの本の中にある。
われわれの心と一体である脳を育てることによって、より人間として成長するための大きなみちしるべになると思う。

