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おとなになれなかった弟たちに…
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カスタマーレビュー
おすすめ度:
みぽりんの絵手紙
(2007-10-16)
みぽりんは、笑顔のかわいい女の子。
2歳の時、急性リンパ性白血病と告げられる。
骨髄移植が成功し、白血病としては完治したと思われた。
12歳の時、脳腫瘍。平均余命一年と告げられる。
この直後お父さんが、みぽりんに絵手紙を書かせたいから、と
道具を一式買い揃える。
みぽりんの絵手紙ふう絵日記の始まり。
絵手紙には、病院の先生、点滴をしている腕、
注射痕の残った腕など痛々しいものもあって胸が痛む。
でも、他にも、‘お気に入りのぬいぐるみ’や
みぽりんの好きなお菓子‘おにぎりおせんべい’や花など
みぽりんの、おちゃめなコメント入りのかわいい絵手紙もあって
クスっと笑ってしまうものもあります。
お母さんの手記は、淡々と書き記されたもので
決して、お涙頂戴というものではありません。
でも病気と闘っているみぽりんと
彼女を支える家族や周りの人たちの姿には涙です。
自分が生きて今あることに感謝したい
(2006-10-14)
みぽりんこと岡田美穂ちゃんは2004年に13歳という若さで脳腫瘍のため亡くなった名古屋の女の子。彼女が入院中に描いた絵手紙ふう絵日記を母・典子さんがまとめて出来たのが本書です。
本書を取り上げた新聞記事を今夏、私は入院先の病室でたまたま目にしました。私自身が長期入院生活のさなかに読んだためかもしれませんが、みぽりんがその小さな胸にあふれんばかりに抱えていたはずの夢のほとんどを、かなえることなく逝ってしまったことを思い、涙がとまりませんでした。
退院後に改めて本書を手に取りました。私が最も心を打たれた絵手紙は、本書22頁に掲載された03年5月9日付けのものです。
みぽりんはこの日から放射線治療をスタートさせますが、照射する頭部にかぶる専用のマスクがありました。鼻と口のところだけがあいた、網目状の緑色のマスクをすっぽりと頭にかぶった自分の姿を描いた絵手紙に、みぽりんはこんな風に言葉を書き添えています。
「みぽりん スパイダーマンになる」。
確かにみぽりんのその姿は、ずんぐりむっくりした、躍動感はちょっとなさそうなおっとり型スパイダーマンという風体です。そのコミカルさに思わずくすりと笑わされます。
しかしそのくすり笑いの直後に、大きな切ない思いが襲ってきます。激しい苦痛を伴う病魔と、難儀きわまりない治療。友達と学んだり遊んだりしたい盛りの少女が、自由を奪われた入院生活の中で、生きる楽しさをなんとか探りあてようとしてみつけた子供らしい剽軽さが、この絵には感じられます。
さまざまな枷(かせ)を少しでも忘れようとして搾り出したユーモアに、みぽりんの心模様が見えた思いがして、泣けて仕方がありませんでした。
みぽりんの冥福を祈るとともに、私自身の生きて今あるこの人生に、謙虚に真摯に感謝したい。そんな思いを抱く書です。
語りつがれるもの
(2006-06-02)
お母様の書かれている文章はむしろたんたんとしています。
お嬢さんのみぽりんがどんなお子さんだったのか、ご家族がどんなに彼女を愛していらしたのか、みぽりんがそのことを本当に知っていてどれほどの愛を残して逝かれたのか、言葉をつくして書かれているわけではないんです。
ですが、彼女の絵手紙がすばらしいです。
彼女の残した絵手紙をとおして、彼女が見つめていたもの、見つめていた彼女の目、彼女の魂が感じていたもの、感じていた彼女の魂、すなわちみぽりんが、伝わってきます。
そのことで彼女の命が語り継がれるんだなぁ・・と思いました。
感動しました。
家族の優しさがみぽりんのやさしさが、伝わってきます
(2006-06-01)
白血病克服の後、脳腫瘍のため、中学生までしか生きられなかったみぽりんの、入院生活や家族とのことを書き綴った日記のようなお母さんの手記です。
みぽりんが亡くなるまえまでに、描き続けたイラストが、たくさんのっています。
すごく良く観察して描いているなぁとか、入院中の、みぽりんのキモチが伝わってくるような絵がたくさんです。
中学生なのに、死を悟っているような、そういうみぽりんのやさしい行動が、いちいち泣けてしまいます。
おかあさんも、おとうさんも、おねえちゃんも、つらかったろうなぁ。
最後のほうはもう涙でちゃんと読めなかったよ;;
おすすめ度:
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道具を一式買い揃える。
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絵手紙には、病院の先生、点滴をしている腕、
注射痕の残った腕など痛々しいものもあって胸が痛む。
でも、他にも、‘お気に入りのぬいぐるみ’や
みぽりんの好きなお菓子‘おにぎりおせんべい’や花など
みぽりんの、おちゃめなコメント入りのかわいい絵手紙もあって
クスっと笑ってしまうものもあります。
お母さんの手記は、淡々と書き記されたもので
決して、お涙頂戴というものではありません。
でも病気と闘っているみぽりんと
彼女を支える家族や周りの人たちの姿には涙です。
自分が生きて今あることに感謝したい
みぽりんこと岡田美穂ちゃんは2004年に13歳という若さで脳腫瘍のため亡くなった名古屋の女の子。彼女が入院中に描いた絵手紙ふう絵日記を母・典子さんがまとめて出来たのが本書です。
本書を取り上げた新聞記事を今夏、私は入院先の病室でたまたま目にしました。私自身が長期入院生活のさなかに読んだためかもしれませんが、みぽりんがその小さな胸にあふれんばかりに抱えていたはずの夢のほとんどを、かなえることなく逝ってしまったことを思い、涙がとまりませんでした。
退院後に改めて本書を手に取りました。私が最も心を打たれた絵手紙は、本書22頁に掲載された03年5月9日付けのものです。
みぽりんはこの日から放射線治療をスタートさせますが、照射する頭部にかぶる専用のマスクがありました。鼻と口のところだけがあいた、網目状の緑色のマスクをすっぽりと頭にかぶった自分の姿を描いた絵手紙に、みぽりんはこんな風に言葉を書き添えています。
「みぽりん スパイダーマンになる」。
確かにみぽりんのその姿は、ずんぐりむっくりした、躍動感はちょっとなさそうなおっとり型スパイダーマンという風体です。そのコミカルさに思わずくすりと笑わされます。
しかしそのくすり笑いの直後に、大きな切ない思いが襲ってきます。激しい苦痛を伴う病魔と、難儀きわまりない治療。友達と学んだり遊んだりしたい盛りの少女が、自由を奪われた入院生活の中で、生きる楽しさをなんとか探りあてようとしてみつけた子供らしい剽軽さが、この絵には感じられます。
さまざまな枷(かせ)を少しでも忘れようとして搾り出したユーモアに、みぽりんの心模様が見えた思いがして、泣けて仕方がありませんでした。
みぽりんの冥福を祈るとともに、私自身の生きて今あるこの人生に、謙虚に真摯に感謝したい。そんな思いを抱く書です。
語りつがれるもの
お母様の書かれている文章はむしろたんたんとしています。
お嬢さんのみぽりんがどんなお子さんだったのか、ご家族がどんなに彼女を愛していらしたのか、みぽりんがそのことを本当に知っていてどれほどの愛を残して逝かれたのか、言葉をつくして書かれているわけではないんです。
ですが、彼女の絵手紙がすばらしいです。
彼女の残した絵手紙をとおして、彼女が見つめていたもの、見つめていた彼女の目、彼女の魂が感じていたもの、感じていた彼女の魂、すなわちみぽりんが、伝わってきます。
そのことで彼女の命が語り継がれるんだなぁ・・と思いました。
感動しました。
家族の優しさがみぽりんのやさしさが、伝わってきます
白血病克服の後、脳腫瘍のため、中学生までしか生きられなかったみぽりんの、入院生活や家族とのことを書き綴った日記のようなお母さんの手記です。
みぽりんが亡くなるまえまでに、描き続けたイラストが、たくさんのっています。
すごく良く観察して描いているなぁとか、入院中の、みぽりんのキモチが伝わってくるような絵がたくさんです。
中学生なのに、死を悟っているような、そういうみぽりんのやさしい行動が、いちいち泣けてしまいます。
おかあさんも、おとうさんも、おねえちゃんも、つらかったろうなぁ。
最後のほうはもう涙でちゃんと読めなかったよ;;

