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カスタマーレビュー
おすすめ度:
首都高ぶっ飛ばしてる感じ
(2008-02-10)
タイトルは彼のブログの読者の方のコメントから頂きました。
文章は結構荒いです。
ただ、これは狙ったものでしょう。
未完成に終わった次作のコンセプトは「きれいな日本語」でしたからね。
内容は半自伝的な感じ。
僕は彼の日記&ブログを今でも読んだりしてるのですが、
原チャリで荒い運転してるヤンキーとかに結構イラついてたとこありましたね。
だから、作品の中でリンチしたりしてるんだろうけど(笑)
ドラッグ、白バイとのレースとかもそんな感じだと思います。
まぁ多少は事実かもしれませんが、
そのへんは亡くなった彼自身にしかわかりませんしね。
自分にに大きな影響を与えてくれた本です。
☆が4つなのは・・・まぁ死んでんじゃねーよってことで。
ロックじゃねぇ
(2007-10-04)
死を目前にした人が必要としていることは、
自らの死についての、納得のいく物語を作りあげることである。
……と、どこで聞いたのか、本当にこの通りの言葉だったか、失念しましたが、
そんな言葉を思い浮かべつつ、読了しました。
純粋に作品として読むと、まあ、どこかで何度も読んだような若者小説です。
マスコミに勤めたりクラブに行ったりドラッグキメたり盗んだバイクで走り出したり、
アブない世界を描いたつもりなのでしょうが、小説としては何のアブなげもなく、平々凡々。
この小説そのものが「ロックじゃねぇ」よ。
と言い捨てて終わり。にしたいところなのですが、
おそらく、奥山氏はこういうジャンルの、こういうコード進行のうえに、
自らの人生を重ねることに「納得のいく物語」を見出したのでしょう。
よろしいんじゃないでしょうか。というわけで、★ひとつプラス。
……そういえばもうずいぶん前に、ロックも死んでいるんでしたっけ?
一連の「ガン漂流」シリーズから知ることができる奥山氏は魅力的ですが、
だからこそ、あえて辛口で。イデイの口癖を借りて。
ロックじゃねぇな、奥山。
浮世
(2007-03-14)
二作目が読みたかった。オレは闘病記を全部読んだが、ここまでアウトローな人だとは思わなかったので驚いた。でも、才能のある人であることは認める。推測だが、彼は村上春樹さんの作品に影響を受けたのではないだろうか?
ノンフィクションだとしたら
(2006-09-26)
癌死は無念だったとは思うものの、だからといって過去の犯罪がチャラになる訳ではない。断じて。(もしもすべてノンフィクションであるのなら、という前提だが)作者がしたことは、窃盗であり傷害であり、覚醒剤取締法違反、道交法違反、銃刀法違反・・・等々。こういう人物(それも30歳近くになって!)、「社会のガン」と呼ぶのでは?ブラックユーモア?作者にゲーム感覚で轢かれた男の腕はその後一生使い物にならなかったかもしれない。そういう無法が罷り通るのは許し難い。漂流3部作を読み、本書も手に取ったのだが、正直読んだことを後悔した。おそらくはまだしばらく生きるであろう私には、余命幾ばくもないオレの、これが辿ってきた道だ、という魂の叫びが理解できないだけなのかもしれないが。
もっと書いてほしかった。
(2006-05-06)
まだ筆者のガン漂流の3部を読んでいない人は、それらを読んでから、この本を読むことを勧める。正直に言って読んで後味の良い小説ではないし、自伝的小説とは言え、病気のことや職歴以外のことはどこまでがノンフィクションなのか分からない。
ただ、小説の中での筆者の友人であるイデイや、そのイデイと行動を共にし、覚醒剤を使用したり、バイクで暴走行為・暴力行為に及ぶ主人公は、ただ危ない橋を渡っているというよりも、若者にありがちな自己顕示欲から、どこまでも生き急ぎ、突っ走っている印象を読者に与える。
小説の中では、ガンの発症時期前後するが、バイクで何の恨みもない人間の腕を故意に轢き、その骨の折れる音を回想し吐き気を催す主人公の精神的、肉体的な描写は、現実の世界で自らの肉体がガン細胞に蝕まれて行く恐怖をひどくリアルに描き出している。
もっと多くの小説を残して欲しかった。才能のある著者だと感じた。
おすすめ度:
首都高ぶっ飛ばしてる感じ
タイトルは彼のブログの読者の方のコメントから頂きました。
文章は結構荒いです。
ただ、これは狙ったものでしょう。
未完成に終わった次作のコンセプトは「きれいな日本語」でしたからね。
内容は半自伝的な感じ。
僕は彼の日記&ブログを今でも読んだりしてるのですが、
原チャリで荒い運転してるヤンキーとかに結構イラついてたとこありましたね。
だから、作品の中でリンチしたりしてるんだろうけど(笑)
ドラッグ、白バイとのレースとかもそんな感じだと思います。
まぁ多少は事実かもしれませんが、
そのへんは亡くなった彼自身にしかわかりませんしね。
自分にに大きな影響を与えてくれた本です。
☆が4つなのは・・・まぁ死んでんじゃねーよってことで。
ロックじゃねぇ
死を目前にした人が必要としていることは、
自らの死についての、納得のいく物語を作りあげることである。
……と、どこで聞いたのか、本当にこの通りの言葉だったか、失念しましたが、
そんな言葉を思い浮かべつつ、読了しました。
純粋に作品として読むと、まあ、どこかで何度も読んだような若者小説です。
マスコミに勤めたりクラブに行ったりドラッグキメたり盗んだバイクで走り出したり、
アブない世界を描いたつもりなのでしょうが、小説としては何のアブなげもなく、平々凡々。
この小説そのものが「ロックじゃねぇ」よ。
と言い捨てて終わり。にしたいところなのですが、
おそらく、奥山氏はこういうジャンルの、こういうコード進行のうえに、
自らの人生を重ねることに「納得のいく物語」を見出したのでしょう。
よろしいんじゃないでしょうか。というわけで、★ひとつプラス。
……そういえばもうずいぶん前に、ロックも死んでいるんでしたっけ?
一連の「ガン漂流」シリーズから知ることができる奥山氏は魅力的ですが、
だからこそ、あえて辛口で。イデイの口癖を借りて。
ロックじゃねぇな、奥山。
浮世
二作目が読みたかった。オレは闘病記を全部読んだが、ここまでアウトローな人だとは思わなかったので驚いた。でも、才能のある人であることは認める。推測だが、彼は村上春樹さんの作品に影響を受けたのではないだろうか?
ノンフィクションだとしたら
癌死は無念だったとは思うものの、だからといって過去の犯罪がチャラになる訳ではない。断じて。(もしもすべてノンフィクションであるのなら、という前提だが)作者がしたことは、窃盗であり傷害であり、覚醒剤取締法違反、道交法違反、銃刀法違反・・・等々。こういう人物(それも30歳近くになって!)、「社会のガン」と呼ぶのでは?ブラックユーモア?作者にゲーム感覚で轢かれた男の腕はその後一生使い物にならなかったかもしれない。そういう無法が罷り通るのは許し難い。漂流3部作を読み、本書も手に取ったのだが、正直読んだことを後悔した。おそらくはまだしばらく生きるであろう私には、余命幾ばくもないオレの、これが辿ってきた道だ、という魂の叫びが理解できないだけなのかもしれないが。
もっと書いてほしかった。
まだ筆者のガン漂流の3部を読んでいない人は、それらを読んでから、この本を読むことを勧める。正直に言って読んで後味の良い小説ではないし、自伝的小説とは言え、病気のことや職歴以外のことはどこまでがノンフィクションなのか分からない。
ただ、小説の中での筆者の友人であるイデイや、そのイデイと行動を共にし、覚醒剤を使用したり、バイクで暴走行為・暴力行為に及ぶ主人公は、ただ危ない橋を渡っているというよりも、若者にありがちな自己顕示欲から、どこまでも生き急ぎ、突っ走っている印象を読者に与える。
小説の中では、ガンの発症時期前後するが、バイクで何の恨みもない人間の腕を故意に轢き、その骨の折れる音を回想し吐き気を催す主人公の精神的、肉体的な描写は、現実の世界で自らの肉体がガン細胞に蝕まれて行く恐怖をひどくリアルに描き出している。
もっと多くの小説を残して欲しかった。才能のある著者だと感じた。

