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カスタマーレビュー
おすすめ度:
疲労の蓄積に現代の心の病の原因を示唆し、目を向けた著者の着眼に脱帽!
(2006-05-13)
今では累積疲労という言葉は様々な雑誌、書物に出ていますのでさらっと読んでしまうのですが、この本を読んで現代の病は疲労の知らず知らずの蓄積が身体のみならず心ー精神的な病ーを誘因する最大の原因である、という「無視出来ない大切な部分」に着眼していることに改めて気づきを受けた書物でした。
気分障害(鬱病・仮面うつなど)に実際に自覚した人は幸せですがそうでない潜在的鬱病の方々が多いと言われる現在、こうした気づきを与えてくれる書物を読んで一日でも早く治していくことが大切、そのように思った次第です。ご一読を!
僕もあなたも
(2004-07-22)
自分で鬱の自覚がなく、宣告されても実感が無い。
僕はこの本を読んでやっと納得しました。
過労状態の労働者へ朗報だが、医学的には疑問
(2003-05-21)
過労死が増加している。人員削減による負担増に加えて、フレックスタイムや裁量労働制の導入で、使用者と労働者の双方が労働時間に無関心になっており、労働時間が増えているためだ。そんな中、過労死一歩手前の労働者にとって、著者が唱える病気「累積疲労」(数年から十数年にわたって疲労が累積された結果、胸痛や微熱などの身体症状が出る一方で、検査しても異常が見つからない)と診断されれば、しばらく休息する理由になる。この著者が経営する診療所で、この病名の診断書が発行される。ところが、この病気は医学的には何ら認められておらず、100人程度の患者から臨床的に導かれた著者の主張でしかない(25頁)。これは医師としては乱暴な議論ではないだろうか。心筋梗塞でも胸痛、呼吸の苦しみ、脈の乱れなどの前兆症状があるが、精密検査しても分からないことがある。読者がこうした症状を抱えているとき、安易に「累積疲労」と誤って判断してしまうのではないだろうか。またスティーブンス・ジョンソン症候群や中毒性表皮懐死症(薬剤のアレルギーで、全国で年間300人ほど発生している。薬疹、失明、死亡など重大な結果を招く)など、精神系の薬剤を服用することについてリスクの説明が実に不十分である(138-141頁)。官僚批判で有名な元旧厚生省技官・精神科医の故宮本政於氏は、著書で米国での診察風景を明らかにしているが、たやすく薬を処方せず、根気よく時間や日数をかけて誠実にカウンセリングしている。本書の著者は米国所在の三大学に留学して医学を学び、学位も得ているようだが、宮本氏ほどの見識は感じられないと言わなければならない。本書は『過労から来る自律神経失調症の症状』と題名を変えても、実質は変わらない。発見がないのである。読者は「累積疲労」と判断されても、脳、心臓、肝臓などの疾患やその前兆の疑いに注意を払い、大学病院などでの精密検査を根気よく続けるべきである。
おすすめ度:
疲労の蓄積に現代の心の病の原因を示唆し、目を向けた著者の着眼に脱帽!
今では累積疲労という言葉は様々な雑誌、書物に出ていますのでさらっと読んでしまうのですが、この本を読んで現代の病は疲労の知らず知らずの蓄積が身体のみならず心ー精神的な病ーを誘因する最大の原因である、という「無視出来ない大切な部分」に着眼していることに改めて気づきを受けた書物でした。
気分障害(鬱病・仮面うつなど)に実際に自覚した人は幸せですがそうでない潜在的鬱病の方々が多いと言われる現在、こうした気づきを与えてくれる書物を読んで一日でも早く治していくことが大切、そのように思った次第です。ご一読を!
僕もあなたも
自分で鬱の自覚がなく、宣告されても実感が無い。
僕はこの本を読んでやっと納得しました。
実際の治療方法が紹介されていないのが物足りないですが、
理由がなく身体の異常な疲れを経験している方は読んでみてはいかがでしょうか?
過労状態の労働者へ朗報だが、医学的には疑問
過労死が増加している。人員削減による負担増に加えて、フレックスタイムや裁量労働制の導入で、使用者と労働者の双方が労働時間に無関心になっており、労働時間が増えているためだ。そんな中、過労死一歩手前の労働者にとって、著者が唱える病気「累積疲労」(数年から十数年にわたって疲労が累積された結果、胸痛や微熱などの身体症状が出る一方で、検査しても異常が見つからない)と診断されれば、しばらく休息する理由になる。この著者が経営する診療所で、この病名の診断書が発行される。ところが、この病気は医学的には何ら認められておらず、100人程度の患者から臨床的に導かれた著者の主張でしかない(25頁)。これは医師としては乱暴な議論ではないだろうか。心筋梗塞でも胸痛、呼吸の苦しみ、脈の乱れなどの前兆症状があるが、精密検査しても分からないことがある。読者がこうした症状を抱えているとき、安易に「累積疲労」と誤って判断してしまうのではないだろうか。またスティーブンス・ジョンソン症候群や中毒性表皮懐死症(薬剤のアレルギーで、全国で年間300人ほど発生している。薬疹、失明、死亡など重大な結果を招く)など、精神系の薬剤を服用することについてリスクの説明が実に不十分である(138-141頁)。官僚批判で有名な元旧厚生省技官・精神科医の故宮本政於氏は、著書で米国での診察風景を明らかにしているが、たやすく薬を処方せず、根気よく時間や日数をかけて誠実にカウンセリングしている。本書の著者は米国所在の三大学に留学して医学を学び、学位も得ているようだが、宮本氏ほどの見識は感じられないと言わなければならない。本書は『過労から来る自律神経失調症の症状』と題名を変えても、実質は変わらない。発見がないのである。読者は「累積疲労」と判断されても、脳、心臓、肝臓などの疾患やその前兆の疑いに注意を払い、大学病院などでの精密検査を根気よく続けるべきである。

