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カスタマーレビュー
おすすめ度:
複雑なるもの・・・脳みそ
(2006-07-16)
表題から連想されるほど、簡単な内容の本ではない。この本の重要部分は、第4部で岡野医師が何度も説明する境界性人格障害は精神病理的なものに由来し、ADHDは生物学的なものであるというところであろう。過去の職場で、アスペルガー障害、反社会性人格障害、精神分裂病残遺状態、典型的ADHDを見てきたが、いずれも周りの人間から、ひどく虐められていた。上司にも本人にも受診を勧めるわけにもいかなかったが、社会は、少しずつこれら精神障害者を受け入れるようになっているのだろうか?P309に岡野医師が、Adult ADHDの問題は労務管理の問題を内包しているのではないかと記載しているが同感である。
生きがたい現実を生きる。
(2004-06-11)
「アメリカのビーダーマン(ハーバード大学)はADHDの人の場合、小さいときには多動、思春期、衝動が目立ち、さらに成人すると不注意が目立ってくると言っているんです」(p.52)。これはやはり僕のことではないか。僕は、自分がアスペルガー症候群かあるいは、ADHDではないかと思い、悩み、そしてこの本を手に取った。非常に読みやすい内容で、深刻にならずに読ませてくれる。それは、著者たちの人格がそうさせるのだろう。いくつかグラフが出てきて、障害を分析するのに役立つが、基本的なこととして、私立ちの障害は「程度」と、「受け入れ環境」の問題だということがわかった。自閉的特徴が弱い人は、社会に適応できるし、強い人は適応できなく、アスペルガー症候群、自閉症と診断される。注意欠陥、多動スペクトラムが弱い人は社会に適応できるが、強い人は、適応の問題が生じる。そして、回りの環境がその人を受け入れたときそれは、適応障害にはならないし、理解がない場合、適応「障害」となってしまう。
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「アメリカのビーダーマン(ハーバード大学)はADHDの人の場合、小さいときには多動、思春期、衝動が目立ち、さらに成人すると不注意が目立ってくると言っているんです」(p.52)。これはやはり僕のことではないか。僕は、自分がアスペルガー症候群かあるいは、ADHDではないかと思い、悩み、そしてこの本を手に取った。非常に読みやすい内容で、深刻にならずに読ませてくれる。それは、著者たちの人格がそうさせるのだろう。いくつかグラフが出てきて、障害を分析するのに役立つが、基本的なこととして、私立ちの障害は「程度」と、「受け入れ環境」の問題だということがわかった。自閉的特徴が弱い人は、社会に適応できるし、強い人は適応できなく、アスペルガー症候群、自閉症と診断される。注意欠陥、多動スペクトラムが弱い人は社会に適応できるが、強い人は、適応の問題が生じる。そして、回りの環境がその人を受け入れたときそれは、適応障害にはならないし、理解がない場合、適応「障害」となってしまう。
障害を抱え、生きがたい人生を歩いているニキ・リンコさんの適度な諦めと真摯な姿勢は、中島義道の「働くことが嫌な人の本」に通じる所がある。読んでいて非常に癒され、新しい哲学の可能性を感じさせられる。

